自分のためのLT駆動開発 (と、それを支えるコミュニティ)

学内の情報系の学生で集まってLTをする会というのを続けて4年目に突入しました。もともとこの会は諸先輩方が続けていたもので、僕と同級生達が運営の中心に立ってから2年ほどになります。運営にあたって、各参加者が自分自身のために発表できることを特に意識しています。これはそれぞれがLT駆動開発を円滑に行うためのものです。

LT駆動開発

「LT駆動開発」という言葉があります (ネットミームっていうんですかね)。テスト駆動開発とかドメイン駆動開発とかのもじりですね。これは、まずLT発表の予定を入れてしまって、発表日までに何とか進捗を出すという手法です。

この手法はなかなか有効だと感じています。現に僕は大学入学後の3年間、この手法で進捗を出してきました。ただ発表という体を成すが故に、以下のような不安が付きまといがちです。

  • こんなテーマ、みんなは興味ないかな……もっとポップなテーマに変えようか?
  • 見栄えが良くなるように、スライド作りに時間をかけなくちゃ……
  • 上手く発表できるように、たくさん発表練習しなくちゃ……

もちろん、発表の技術を習得したいという目的がある場合は全く問題ありません。しかし、LT駆動開発を始めた我々の目的はそうでないことが多いのではないでしょうか。我々は元来、自分が作りたいものを作りたい、自分が極めたい技術を極めたいというような、主語が自分の目的があったはずです。それが「発表」に囚われて、いつのまにか「自分ではない誰か」が主語の目的に置き換わってしまっているのです。LT駆動開発で最も大切なことは、自分のために発表することだと私は思います。

自分のための発表をするために

どうすれば自分のために発表できるでしょうか。僕が学内のLT会で発表する際に意識していることを並べてみました。

  • ウケを狙わない
    • 誰かにコンテンツを提供したい訳じゃないんだから、別に面白くしなくていいでしょ
    • 「自分が」面白いと思うことは積極的にやっていきたい
  • 発表のための準備時間を限界まで減らす
    • スライドなくてもよくない?画面共有でターミナル映そう。

重要なのは、このような心持ちで発表する人を許容できる場を作ることです。冒頭に書いた学内LT会がその場にあたります。ある意味で無礼講というか、ろくに準備していない発表をすることをお互い許せる場があることで、LT駆動開発はかなり円滑になるのではないかと考えています。

みんなに感謝。