Chromebookを買ってみた

こちらはLOCAL students Advent Calendar 2020 2日目の記事です!
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はじめに

LOCAL学生部のはいばらです。
先日、最近ではGIGAスクール構想の話題でも耳にするChromebookを買ってみました。SSHやRDPを設定してみた様子を現場からお伝えします。

Chromebookの使い所

もともとLenovo製のWindows機を使っていたのですが、ブラウザだけでも軽快に使えるようなPCが欲しくなり、Chromebookの購入に至りました。ブラウザだけといっても、Githubでコードリーディングしたり、はてなブログGoogle Documentで物書きしたり、案外便利なものです。SaaSは偉大ですね。

ChromebookからSSH接続する

ChtomebookからSSH接続するには、Secure Shell AppというChrome拡張機能を使います。
chrome.google.com

パスワード認証の場合

パスワード認証の場合には簡単です。ユーザー名とホスト名を設定し、Enterを押すとパスワード入力を促されます。ここで正しくパスワードを打ち込めば、サーバーにログインすることができます。

公開鍵認証の場合

公開鍵認証を使う場合には、サーバー側に公開鍵を登録した上で、Secure Shell App側に秘密鍵を登録する必要があります。

鍵ペアの作り方・サーバー側の設定などについてはこちらなどをご参照ください。
https://www.tooyama.org/ssh-key.html

サーバー側の設定が終わったら、作成した秘密鍵をSecure Shell Appに登録します。作成した秘密鍵は、Google Driveに保存しておきます。
Secure Shell App側で、パスワード認証の際と同じくSecure Shell AppでSSH接続先のユーザー名・ホスト名を設定します。
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その後、「インポート」というボタンをクリックすると、ファイル選択のダイアログが表示されます。ここでGoogle Drive上のファイルも選択できるので、先程保存した秘密鍵(ここではclient-prvという名前のファイル)を選択します。
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秘密鍵を登録した後に、Enterを押すとログインすることができます。
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ChromebookからRDP接続する

Chrome リモート デスクトップというものを使えば、簡単にRDP接続をすることができます。詳しくは下記リンク先をご覧ください。

Chrome リモート デスクトップを使って他のパソコンにアクセスする - パソコン - Google Chrome ヘルプ

おわりに

当初はブラウザでちょっとした作業をするために買ったChromebookでしたが、SSHで借りているVPSにつないだり、RDPでメインのWindows機につなぐことで、今の所は開発用途でも不便していません。起動と終了が素早くて、UIが綺麗で、バッテリー持ちが良いということで、重宝しています。

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